2012年「私の八月十五日」展報告
2012年09月28日
「日中国民交流友好年」認定行事として実施された「私の八月十五日」展は、おかげさまで、
日本各地域の開催期間中盛況を続け、無事に終了致しました。これもひとえに皆様のご協力の
たまものと深く感謝している次第であります。
早速ですが、各地域の展示会情報をご報告申し上げます。

内容: 太平洋戦争開戦70年の今年、水木しげる、ちばてつや、赤塚不二夫など、戦争経験のある著名な
漫画家・作家たちが終戦の記憶を漫画や文章で綴った展覧会を開催いたしました。
絵画のみならず終戦を迎えたときの体験談等の文章もあり、戦争について深く考えさせられる
企画展となりました。また、零戦展示会場での開催ということもありお客様の反応は良好でした。
開催期間:平成23年12月23日(金)〜平成24年1月15日(日)
開催場所:本館格納庫 零戦展示会場
入場者数:2,284名
主 催:青森県立三沢航空科学館
後 援:三沢市教育委員会、青森放送、青森朝日放送、岩手めんこいテレビ、エフエム青森、
東奥日報社、デーリー東北新聞社
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■ 葛飾柴又寅さん記念館(東京都葛飾区)
内容:
3月10日の「東京大空襲」、3月11日の「東東京大震災」、8月15日の「終戦」から、再生と復興に
テーマを合わせ、戦争経験のある漫画家・作家たち125人が、終戦の記憶を漫画や文章で綴った、
145点の作品を展示した展覧会を開催しました。
開催期間:3月3日(土曜日)〜3月25日(日曜日)
開催場所:葛飾柴又寅さん記念館
入場者数:1,000人
主 催:葛飾柴又寅さん記念館
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■ 埼玉県立川の博物館

内容:
日本漫画事務局「八月十五日の会」に参加する日本の代表な漫画家・作家が、自身の
昭和二十年八月十五日の記憶をイラストや絵手紙で紹介する展覧会「私の八月十五日展」
を開催いたしました。
「八 月十五日の会」の活動趣旨は、「ひとつ戦争の記憶を後世に伝え残すのみでなく、
ひろく人類の幸福にかかわる普遍的テーマを、漫画家ならではの絵画的手法を 駆使して
表現し、現代を生きる人々すべてに向けて、平和を希求するメッセージを発信し続ける
ことにある。」としています。埼玉県立川の博物館では、会の代 表を務める森田拳次を
はじめ、赤塚不二夫、水木しげる、手塚治虫などの作品を展示しました。
開催期間:平成24年5月13日(日)〜平成24年5月27日(日)
開催場所:埼玉県立川の博物館レストハウス1階スペース
入場者数:1,812名
主 催:埼玉県立川の博物館
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■ 埼玉県立川の博物館


内容:
本展は、日本漫画事務局「八月十五日の会」に参加する日本の代表的な漫画家・作家など、
昭和20年8月15日の記憶や心象風景を、総勢127名の作品を展示しました。
お客様はひとりで来られた男性や、年配の方が多く、じっくりと作品を眺め文章を読まれて
いました。中には3時間以上も展示室に滞在し、ご覧になる方もいらっしゃいました。
平日でも多くのお客様にご来館いただくなど、予想を超える盛況となりました。大村秀章
愛知県知事の来館もありました。
開催期間:平成24年6月9日(土)〜7月1日(日) 20日間
開催場所:高浜市やきものの里かわら美術館 1階ホール
入場者数:1,756人 (約87.8人/日)
有料入場者数 1,452人
無料入場者数 304人
主 催:高浜市やきものの里かわら美術館
後 援:高浜市、高浜市教育委員会、高浜市観光協会、NHKプラネット中部
■ 壱岐市立一支国博物館
内容:
高浜市やきものの里かわら美術館と同じように、漫画家だけではなく俳優など、
そのほか様々な業界から著名な会員が集まっています。彼らは1945年8月15日、
どこで、何をしながら、どのように過ごしたのか...
戦争当時の国民の様子を地域・性別・年齢別に展示、観覧者に戦争の事実と当時の
様子を知ってもらうことを目的としました。また、戦争体験者の当時の記憶を
アンケートで募集し、当館ホームページで公開しています。
開催期間:平成24年7月13日(金)〜8月5日
開催場所:一支国博物館 1階テーマ展示室
入場人数:6,668人
主 催:壱岐市立一支国博物館
後 援:壱岐市、壱岐市教育委員会、長崎県、長崎県教育委員会、
長崎県埋蔵文化財センター、長崎市、長崎市教育委員会、
NHK長崎放送局(長崎歴史文化博物館と相互後援)
関連講座:「私の八月十五日と漫画」
講 師:日本漫画協会 参与 石子順
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■ 長崎歴史文化博物館


内容:
長崎会場では期間中に8/9原爆の日、8/15終戦記念日も重なったこともあり概ね好評でした。
お客様の声としては、「戦争を知らない世代にもわかりやすい作品内容であった。」
「今後もこの様な無料展示を是非行ってください。」など多くの意見をいただきました。
開催期間:2012年8月8日(水)〜9月22日(日)
開催場所:長崎歴史文化博物館 1階エントランス
入場者数:36,739名
主 催:長崎歴史文化博物館
後 援:長崎県、長崎県教育委員会、長崎市、長崎市教育委員会、壱岐市、
壱岐市教育委員会、NHK長崎放送局
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